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コーンシロップを手に入れた!
2010/02/26
ここんとこの秋田の天気はすごくよかったです。

ということで先日、少し遠出をしまして、コーンシロップを買ってきました。

コーンシロップ↓
コーンシロップ
輸入雑貨とか売ってるとこで、偶然売っているのを発見したんです。

青森にいた頃は、いろいろ店を見てきましたが、売っているのを見たことがありませんでした。

このコーンシロップは、別に珍しいわけでもなく、おそらく普通に売っているものです。
たまたま自分の周りで手に入りにくかっただけです。

欲しかったんですよーこれー。


このコーンシロップ、お菓子作りには欠かせないものらしい。
例えば、ファッジやピーカンパイなど。

主成分は、果糖ブドウ糖液糖です。

果糖ブドウ糖液糖というのは、果糖多めブドウ糖少なめの混合糖って感じです。

このコーンシロップの代用品には、よく水あめを用いるようです。



はい。


まあ、お菓子作りをするために買ったわけではないんです。
いや、作ってみたい。




実はこのコーンシロップ、ロケットの燃料になるという。
といっても、主材料ではありませんが。


アメリカのアマチュアロケット家は、機体のみならず、エンジンも自作しています。
もちろん燃料も。

ロケットの手作り燃料には、黒色火薬やコンポジット火薬、亜鉛・硫黄混合薬などなど、様々です。
その中の一つに、硝酸カリウム・糖混合薬があります。
この燃料は、通称『ロケットキャンディ(R-Candy、Rocket-Candy、KNSU Propellant、etc...)』と呼ばれています。

よく使われる組み合わせは硝酸カリウム・スクロースです。
スクロースっていうのは、ごく普通の上白糖とかグラニュー糖です。

その他にも、ソルビトールを使用した『KNSB Propellant』や、デキストリンを使用した『KNDX Propellant』などがあります。

で、このロケットキャンディを作る際に、コーンシロップを数パーセント添加します。

添加します、というか、添加する場合もあります。


硝酸カリウムと砂糖だけでも簡単に作れますが、バインダーとして添加する場合が多いみたいです。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
簡単なロケットキャンディの作り方。

①砂糖と硝酸カリウムを水に溶きます。
②適温のホットプレートで、ぐつぐつ煮詰めていきます。
③少し手に取り、プレート状にし、冷まします。
 それがパキッと割れたら完成。
④湿気ないように、タッパなどに保存。
 出来るだけ早く消費しましょう。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

作る際は自己責任で。
というか、危険なので薦めません。

下手したら、②の過程で燃焼が始まってしまい、大火災になります。
ロケットを飛翔させるほど強力なので。
もしかしたら、ホットプレートが飛んでいくかもしれません。


で、

基本の作り方は以上ですが、コーンシロップを加えることで、扱いやすい燃料に仕上がるらしいです。

さらに、赤酸化鉄やマグネシウム、アルミなどを助燃剤として加えれば、より強力な燃料に仕上がります。


黒色火薬は、混合作業中に、摩擦や静電気により発火しやすいのですが、ロケットキャンディはその心配がないため、非常に作りやすい燃料といえます。
といっても、火気厳禁なのには変わりませんが。


この燃料のメリットは、
・作りやすい
・安価
・材料が身近
・高推力

ですが、逆にデメリットとして、
・湿気に弱い
・コンディションが揃いにくい
・煙がパねぇ

というのが挙げられます。

まず、湿気に弱い、というのは、燃料自体が飴みたいなものなので、放置しておくと飴と同じく吸湿して溶けてしまいます。
そのため、長期間の保存は出来ません。
ちょっとでも湿気ると、グーンと着火しにくくなります。
導火線では無理でしょうね。もしかしたらバーナータイプの着火が必要でしょう。

ほとんどの人は、作った後すぐにタッパに入れて冷蔵庫に保存するらしいです。
冷えると完璧な固形になり、カッチカチになります。
なので、使いたいときは温めなおして、柔らかくしてからエンジンに詰めます。

この温め方も様々ですが、あるヒトは電子レンジを使っていました。
当然危険です。
すぐに柔らかくなりますが、燃焼してしまう可能性が高いです。
もしかしたら爆発するかもしれません。
そのためか、このヒトは、屋外でレンジを使っていました。
で、安全策として、レンジにドラム缶をかぶせてました。

そのくらい危険だということですね。


次に、コンディションが揃わない、というのは、毎回燃料の成分割合が微妙に異なってしまうからです。
これは、
・水を蒸発させながら作るので、含有する水分量が変化しやすい
・糖のカラメル化(炭化)が起きやすいので、それにより炭素の含有量が変化しやすい
というのが原因です。

コンディションが作るたびに異なってしまう、というのは、この燃料に限った事ではありません。
黒色火薬であれば、原料の粒子の大きさや表面粗さ、混合の均等さ、などにより変わってきます。

この変化はごく小さなレベルですが、専門的にやるなら注意しなければならないところです。
まあ、ほとんどの人は気にしていないようです。


最後に、煙がパねぇ。つまり、煙がすごく多いんです。
wikiにも載ってますが、煙の量は元の体積の600倍にもなるそうです。

地上燃焼させると、あたりが煙に覆われてしまいます。
そのため、Smoke Bomb(煙幕)と称されることも多いです。

しかし、実際に飛翔させるとなれば、この煙が飛翔跡となるので、ロケットの観測がしやすいです。

ちなみに、煙の色は白ですが、炎の色はきれいなピンクや紫です。
これは、硝酸カリウムの炎色反応によるものです。



とまあ、ロケットキャンディについてはこんなもんです。

気付いたら長文になっていた・・・

文字だらけですね。



要約すると、"俺はコーンシロップを手に入れた"ということです。

ピーカンパイでも作ってみようかしら。

木_1
↑木
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コメント
ロケット燃料は芋焼酎
Vー2ロケットは、ジャガイモを発酵させたバイオエタノールと、液体酸素、
カッパロケットはポリウレタンと過塩素酸アンモニウム、
子供時代はセルロイドの下敷きを削って、アルミ製鉛筆キャップに入れて、ローソクであぶり、飛ばしていました、キャンディーロケットはしたことはない
タイガーロケットティーの固体燃料はゴキブリの燻煙殺虫剤(バルサンジエット)
2011/10/15
もうろくじいさん URL[編集]
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